自動車や携帯電話、情報家電などの製造段階で実装される「組み込みソフトウェア」の2009年における開発費が、全体の約5割を占めることがわかった。経済産業省がまとめた「組み込みソフトウェア産業活性化プラン」の中で調査結果として発表された。
報告書によると、2009年における組み込みソフトウェアの開発費用は総額4兆2000億円で、過去5年で約2倍になった。
また、開発費全体に占める割合は、2008年の42.4%から49%に上昇。機能の高度化や多様化が進むハードに対応するため、組み込みソフトウェアへの開発費負担も年々増加の一途をたどる傾向にあることを示している。
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