アップルは6月9日、WWDCにおいてiPhone 3Gの新モデル「iPhone 3G S」を発表した。容量はこれまでの2倍となり、16GBモデルと新たに32GBのモデルがある。従来のiPhone 3Gも併売される見通し。
iPhone 3GSは、スピードと性能が「iPhone 3G」と比べて最大2倍高速化し、バッテリー寿命もより長くなったほか、高品質な300万画素のオートフォーカスカメラやビデオ録画機能、ハンズフリーボイスコントロールが搭載されている。
新OSとなる「iPhone OS 3.0」が搭載されており、カット、コピー、ペースト、MMS、Spotlight検索、横長キーボードなど、100以上の新機能が搭載された。
発売は、日本、オーストラリア、アイルランド、オーストリア、ベルギー、オランダでは6月26日。米国、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、スイスでは6月19日という。
日本においては、iPhone 3Gと同様にソフトバンクモバイルにて販売される。ソフトバンクモバイルは同日、iPhone 3Gの新端末「iPhone 3G S」の価格を発表した。「iPhone for everybody キャンペーン」の適用端末となっている。
新規もしくは機種変更で加入する際、iPhone 3G Sの購入と同時に申し込むとiPhone for everybodyキャンペーンを適用できる。ただし、ホワイトプラン(i)で、更新月に解約しない場合、自動更新となる「2年契約(キャンペーン)」の加入が必要となる。
キャンペーンを適用する場合、16GBモデルの分割金は2400円で、月月割(-1920円)により実質負担金は月額480円となる。32GBモデルの分割金は2880円で、月月割により実質負担金は月額960円となる。また、一括購入もでき、キャンペーンを適用する場合の16GBモデルは5万7600円、32GBモデルは6万9120円だ。
iPhone for everybodyキャンペーン及び料金プランの詳細は下記のとおり。
キャンペーン 適用価格 | キャンペーン 非適用価格 | |
---|---|---|
iPhone 3G S 16GB | 480円/月(1万1520円) | 960円/月(2万3040円) |
iPhone 3G S 32GB | 960円/月(2万3040円) | 1440円/月(3万4560円) |
なお、iPhone OS 3.0は6月17日よりアップデートが開始される。iPhone 3Gユーザーは無料、iPod touchユーザーは9.95ドルでソフトウェアアップデートできる。
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