Motorolaは、日本のKDDI向けに開発している新しいセットトップボックスについて、Googleの「Android」OSを使用しない予定であることを明らかにした。
米CNET Newsは先週、Android Guysの報道として、MotorolaがKDDI向けにAndroid搭載TVセットトップボックスを開発する予定だと伝えた。
Android Guysの報道では、MotorolaがAndroid搭載セットトップボックスを開発中という、Open Embedded Software Foundation(OESF)代表理事である三浦雅孝氏の発言を報じていた。OESFは、ARM、日本ケーブルラボ、アルパイン、富士通ソフトウェアテクノロジーズなどが参加している。
しかし、Motorolaによると、KDDI向けデバイスである「au BOX」はAndroidベースにはならないという。Motorolaは、同デバイスが同社開発のOSである「KreaTV」を使用していることを述べた。このプラットフォームは、オープンソースOSのLinuxをベースにしている。同社によると、Androidベースバージョンを開発する計画はないという。
Motorolaは、KreaTVについて、セットトップデバイス用オープンソフトウェアプラットホームで、事業者顧客が機能とサービスを容易に追加できるよう設計されていると述べる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」