シグマは4月3日、大型の撮像素子を搭載するコンパクトデジタルカメラ「DP2」の発売日を、4月24日に決定したと発表した。価格はオープンで、実勢価格は6万9800円前後の見込み。
「DP2」は、08年3月に発売したコンパクトデジタルカメラ「DP1」の後継機種。デジタル一眼レフカメラ「SD14」に採用している1400万画素の「FOVEON X3 ダイレクトイメージセンサー」を搭載する。
イメージセンサーのサイズは20.7×13.8mmで、一般的なコンパクトデジタルカメラが搭載する1/1.8型−1/2.5型センサーの約7−12倍の面積にあたる。RGB全色を3層で取り込むことができ、シリコンの異なる深さに配置している3つの層が、センサー表面に近い方から順に青、緑、赤の光を取り込み、画像を生成。立体的で臨場感のある写真を撮影できる。
「DP1」に搭載した画像処理エンジン「TRUE」をより進化させた「TRUE II」を搭載。そのほか、35mmフィルム換算で41mm相当の画角の、大口径24.2mm F2.8レンズ、2.5型液晶モニタを備える。外部メモリはSD/SDHCカード、マルチメディアカードに対応する。本体サイズは幅113.3×高さ59.5×奥行き56.1mm、重さ260g。
シグマ=http://www.sigma-photo.co.jp/
「DP2」=http://www.sigma-photo.co.jp/camera/dp2/
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