ブロック玩具メーカーのレゴは3月26日、小学1年生からロボティクスが学べるロボット製品「レゴ エデュケーション WeDo」を2009年7月に発売することを発表した。
WeDoは、レゴ マインドストームの次ぐロボット製品で、小学校低学年の子どもを対象としたもの。ブロックの組み立てやプログラミング、動きや反応の予測と観察、発表というプロセスを経ることで、理科や工作のカリキュラムを網羅できるほか、表現力、コミュニケーション力も伸ばせるという。
プログラミングは、すべてドラッグアンドドロップで直感的にできる。スタートボタンの横にモーターを置いてから、スタートを押すと、USBでPCに接続したレゴブロックが動き出す。さらにモーターに時限設定、パワー設定、繰り返し設定など、さまざまなボタンをドラッグアンドドロップで付けるだけで、それがレゴブロックにプログラムされる。
記者発表会のデモでは、飛行機型のレゴに、機首を上げるとプロペラをパワーアップし、機首を下げるとプロペラをランダム回転するようにプログラムする様子が披露された。プロペラの回転数にあわせた音もプログラムし、リアルな飛行シーンが再現された。
価格は、ブロックとセンサー、モーターなどのハードウェアがセットになった「WeDo 組み立てセット」が1万8900円、プログラミング用ソフト「WeDo ソフトウェアv1.1」と組み立てガイド「WeDo アクティビティガイド」がそれぞれ7980円。ソフトウェアはWindows、Macintoshに対応する。
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