Psystarは、法廷闘争を自社の製品ロードマップの妨げにはさせないと意を決したようだ。
Psystarは米国時間3月18日、新製品となる「Open(3) Computer」を発売した。名前からもわかるように、これはPsystarにとって3番目の「Mac OS X」プレインストールモデルとなる。読者もご存じだろうが、Appleはこのような製品の販売に踏み切ったPsystarの決断を快く思わず、両社は現在、PsystarにMac OS Xをインストールした「Open Computer」を販売する権利があるかどうかをめぐって、互いに弁論趣意書を提出し、主張を展開している。
PsystarのOpen(3)は前モデルの「Open Computer」と基本的には同じ製品だが、最初のモデルで使われていた大きなタワー型の筐体が、デスクトップ用のスリム筐体に変わっている。価格は、2.8GHzの「Intel Core 2 Duo」プロセッサ、2Gバイトのメモリと500Gバイトのハードディスクを搭載したモデルで599.99ドルだ。
2008年10月に、PsystarはMac OS XをプレインストールしたノートPCを発売する計画があると述べていたが、具体的な発売のめどは示さず、現在まで何も明らかにされていない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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