ワコムは3月13日、プロDJに最適化した新しいタイプのユーザーインターフェースを開発したと発表した。第1弾としてプロ用DJ機器「nextbeat NXT-1000」へ採用する。日本と欧州にて2009年夏から先行発売するとしている。
開発中のnextbeat NXT-1000は、タッチセンサーによってコントロールされる2つの音源と、ミキサー、エフェクター、サンプラーの機能を一体化したDJ機器。タッチセンサー部に、ワコム独自のセンシング技術を投入しているという。これにより、押圧と指座標の高速検知が可能になるとのこと。
操作部は取り外しができ、ワイヤレス通信機能で本体と離れた状態でも演奏できるとしている。
同社では「現在、多くの著名なプロDJがスター化しつつあり、ダンスミュージックは進化し続けている数少ない音楽ジャンルの1つ。欧米を中心に今後も大きな市場の成長が期待される」とコメントしている。
nextbeat NXT-1000は、専用ウェブサイト(3月18日から公開)を設置するほか、3月24日〜28日までマイアミで開催される「Winter Music Conference」、フランクフルトで4月1日〜4日まで開催される「Musikmesse」などのイベントに出品されるという。
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