アップルは3月3日、デスクトップラインアップ「iMac」「Mac mini」「Mac Pro」を発表した。国内でもすでに販売を開始している。
いずれもより高速なプロセッサとパワフルなグラフィックスを搭載。iMacはメモリが2Gバイト〜4Gバイトと倍になり、Mac miniは2Gバイトモデルが登場した。いずれも、コンシューマ向け統合アプリケーション「iLife '09」がプリインストールされている。
iMacは20インチのモデルで12万8800円。iMacは従来の下位モデル(20インチで13万9800円)と比べ1万円以上価格が下がったことになる。CPUは、インテル Core 2 Duoプロセッサ(2.66GHz)、2Gバイトメモリ、320GバイトのHDD、NVIDIA GeForce 9400M統合型グラフィックスを搭載している。
20インチモデルと比べて30%広い表示領域となる24インチのiMacは、インテル Core 2 Duoプロセッサ(2.66GHz)、4Gバイトメモリ、640GバイトのHDD、NVIDIA GeForce 9400Mのモデルが15万8800円。プロセッサが2.93GHzで、NVIDIA GeForce GT 120(256Mバイトメモリ)を搭載したモデルが19万8800円、3.06GHz、NVIDIA GeForce GT 130(512Mバイトメモリ)、1Tバイトを搭載したモデルは24万4800円となる。オンラインのアップルストアでは、いずれも24時間以内の出荷予定となっている。
Mac miniは、6万9800円と8万9800円の2モデルが発表された。いずれも従来よりも1万円ほど下がったラインアップとなっている。また、従来モデルと比べて最大5倍のグラフィックス性能を持つNVIDIA GeForce 9400Mを搭載。新たに搭載されたデュアルディスプレイサポートにより、2台のアップル製または他社製のディスプレイをMini DisplayPortまたはDVIで接続できる。なお、Mac miniはアイドル時の電力消費が13ワット未満で、世界でもっともエネルギー効率のよいデスクトップとしている。オンラインのアップルストアでは、いずれも24時間以内の出荷予定となっている。
さらに、インテル“Nehalem”Xeonプロセッサと次世代のシステムアーキテクチャを搭載し、前モデルの最大2倍のパフォーマンスを実現する「Mac Pro(マック・プロ)」を発表した。Quad-Coreのモデルが27万8800円、8-Coreモデルが35万8800円。
なお、オンラインのアップルストアでは、いずれも6営業日の出荷予定となっている。
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