レノボ・ジャパンは2月25日、モバイル・ワークステーション「ThinkPad W700ds」を発表した。
ThinkPad W700dsは、業界で初めて2つのディスプレイを搭載しているのが特徴だ。ユニークなデザインでありながら、複雑なエンジニアリングに対応し、高いパフォーマンスを実現している。ダイレクト販売価格は44万4360円だ。
17インチのメイン画面と、さらにその40%近いサイズの10.6インチサブ画面を搭載し、ユーザーに広い作業領域を提供する。サブ画面はメイン画面背後のPCカバーから引き出す仕様で、自動車のバックミラーのようにユーザーの態勢に合わせた角度調整(最大30度)が可能だ。このようなユニークな特徴を備えながら、本体の厚さは従来モデル(ThinkPad W700)と比較し約数mm増えただけという。
メイン画面には400-nit WUXGAディスプレイを採用し、従来のThinkPadモバイル・ワークステーションの2倍の輝度を実現。また、72%という広色域でカラー鮮明度の向上を実現したとのことだ。
さらに、従来モデルに搭載していた内蔵デジタイザーやカラー・キャリブレータを含む、数多くの機能を継承。デジタイザーは高解像度、圧力高解像度をサポートし、「メイン画面のみ」「メイン/サブ両画面」の指定領域における感圧も管理する。
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