シャープは2月17日、同社初となるBlu-ray Discプレーヤー「BD-HP21」を発表した。1080/24p出力や独自のオーディオ回路搭載などを採用している。発売は3月1日から。価格はオープンだが、店頭想定価格は4万円前後となる。
映画のフィルムと同じ24コマ/秒の映像をそのまま再現できる1080/24p出力と、Blu-ray Discに録画したテレビ番組をプログレッシブ映像で再生できる1080/60p出力に対応。シャープのBlu-ray Discレコーダー「AQUOSブルーレイ」にも採用されている「AQUOS純モード」を備えることで、液晶テレビ「AQUOS」とHDMIケーブル接続すれば、自然な高画質を再現できるという。
筐体には、厚さ約1mmの防振プレートを採用した防振キャビネットを用いることで、映像、音声信号を忠実に再現。音響用電解コンデンサーの搭載や音響機器専用部品を採用することで、音質性能の向上に努めたとのことだ。
HDMI、デジタル同軸音声、アナログ映像/音声出力などの端子部にはすべて金メッキを採用。付属のHDMIケーブルの接続部にも金メッキ処理を施しているという。
また、電源コードにはアースプラグ付3極の極太電源コードを標準搭載することで、入力される電源を安定させ、クリアな映像・音声再生を実現したとのことだ。電源コードには一般コンセントで使用する2極の電源コードも付属されている。
液晶テレビAQUOSと連動操作できる「AQUOSファミリンク」や電源オンから0.8秒で起動する「一発起動」などの機能は、AQUOSブルーレイからそのまま継承した。ホームシアター用としても利用できるよう、リモコンは「蓄光ボタンリモコン」が付属される。
Blu-ray Discソフトの特徴である「BD-LIVE」や「BONUSVIEW」にも対応した最新の仕様。消費電力は約22W。10分間操作しないと自動的に電源がオフになる「無操作電源オフ」機能も備える。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」