当たり前かもしれないが、Appleには「iPhone 3G」を最後のiPhoneにするつもりはないようだ。
MacRumorsは、Appleが今週リリースしたiPhone Software 2.2.1 Updateのコードの中に「IPhone 2,1」という表現を見つけた。過去に発見された同様の事例から、AppleがiPhoneとiPod touchでこのような命名ルールを用いていることが示されている。
最初のiPhoneは「1,1」、iPhone 3Gは「1,2」と呼ばれていた。2008年9月のイベントで第2世代に入ったiPod touchは、Appleのファームウェアの中で「2,1」とされていた。
iPhoneの「2,1」について分かっている情報はほかにない。iPod touchは新しいプロセッサの追加によって、番号が2に繰り上がった。このことから、iPhoneでも次に大きな変更がなされるとも予想できる。iPhoneのチップは2008年春からP.A. Semiが担当しているが、iPhoneのグラフィクスが近い将来アップグレードされる可能性を示す証拠も浮上している。
Appleのマーケティングを統轄するPhil Schiller氏は2009年に入ってから、Macworldが行われた1月だと他の製品サイクルとぶつかるため、iPhoneは6月や7月のアップデートサイクルに組み込まれたことを示唆した。そのため、夏に向けて再び新型iPhoneが準備されていると考えるのは自然である。
それでも筆者は、2008年2月の発表と同じように、AppleがiPhoneとiPhone touchの容量を倍にするほか何もアップデートしない可能性もあると踏んでいる。
編集部注:本記事の公開当初、タイトルと異なる本文を掲載しておりました。訂正してお詫びいたします。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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