パナソニックは1月27日、コンパクトデジカメ「LUMIX」シリーズにおいて、7機種の新製品を発表した。新機能を備えた「おまかせiAモード」や世界初のAVCHD Lite動画撮影機能を盛り込んでいる。発売は5機種が2月20日から、2機種が3月6日からとなる。価格はオープン。
新機能を備えた「おまかせiAモード」は「DMC-FX40」、「DMC-FX550」、「DMC-TZ7」、「DMC-FT1」の4機種に搭載。従来の撮影シーンに合ったモードを自動で判別、設定する機能に、登録した人の顔に優先的にピントと露出を自動で合わせる「個人認識」機能を追加し、進化したという。
一方AVCHD Lite動画撮影機能は、DMC-TZ7、DMC-FT1の2機種に搭載されている。これはデジタルビデオカメラに採用されているAVCHD規格のうち、720p方式のHD映像記録に限定した新規格。長時間でのハイビジョン撮影をサポートする。パナソニックによるとAVCHD Lite動画撮影機能の搭載は世界初とのことだ。
全機種ともに記録メディアは、内蔵40Mバイト(一部50Mバイト)メモリのほか、SDHC/SD、MMC(静止画のみ)に対応する。各機種別の特徴は以下の通り。
DMC-FT1は、LUMIX初となる防水、防塵、耐衝撃構造を採用したモデル。水深3mまでの防水、高さ1.5mからの落下試験をクリアしたタフネスボディとなる。撮像素子は有効画素1210万画素の1/2.33型CCDを搭載。光学ズームは4.6倍だ。本体カラーは、サンライズオレンジ、フォリッジグリーン、ソリッドシルバーの3色展開。
DMC-TZ7は、高さ59.6mm×幅103.3mm×奥行き32.8mm、重量約206gのコンパクトボディに光学12倍ズームを内蔵したコンパクトズームモデル。有効画素1010万画素の1/2.33型CCDを搭載する。本体カラーはブラック、シルバー、ブラウンの3色。
DMC-FX550は、タッチパネル式の3.0型液晶モニターを採用した。タッチパネル、カーソルボタンのハイブリッド操作に対応するほか、広角25mmから光学5倍のズームレンズを備える。撮像素子は有効1210万画素の1/2.33型CCDを搭載。本体カラーはギャラクシーブラック、プレシャスゴールド、ストーンシルバーの3色となる。
DMC-FX40は、薄さ21.5mmのスリムボディに、広角25mmから光学5倍のズームレンズを搭載した。撮像素子は有効1210万画素の1/2.33型CCDを採用。2.5型で23万ドットの液晶モニターを備える。本体カラーはエクストラブラック、グロスゴールド、スイートピンク、フレッシュレッド、プレシャスシルバーの5色を揃えた。
DMC-FS25は、有効1210万画素の1/2.33型CCDを採用したスタンダードモデル。光学5倍ズーム、3.0型で23万ドット液晶モニターを搭載する。本体奥行きは21.8mmのスリムボディを実現した。ブラック、ゴールド、シルバーの3色展開。
DMC-FS6は、おまかせiAモードに「デジタル赤目補正」機能を追加し、自動撮影をサポートしてくれる。有効810万画素1/2.5型のCCDを採用し、光学ズームは4倍を装備。本体奥行きは21.2mmとなる。本体カラーはブルー、ピンク、シルバーの3色となる。
DMC-LS85は、電源に単3乾電池を使用したコンパクトモデル。有効810万画素1/2.5型のCCDを搭載し、光学ズームは4倍。オートパワーLCDに対応した2.5型で23万ドットの高精細液晶モニターを備えた。本体カラーはシルバーのみとなる。
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