シャープは1月21日、携帯電話やゲーム機など中小型液晶用のバックライト向けに、業界最高の1700mcdの光度を持つ厚さ0.6mm(外形寸法:幅3.85×奥行き1.0×厚み0.6mm)の薄型高色再現性白色サイド発光チップLEDを発表した。サンプルは1月23日より出荷され、サンプルの価格は60円。
本デバイスは、青色LEDチップと緑色および赤色の蛍光体を組み合わせた高色再現性白色LEDだ。パッケージや蛍光体の材質などの最適化により、従来製品と比べ13%アップとなる業界最高の1700ミリカンデラの光度を実現した。
RGB(赤、緑、青)の光の三原色の色成分を含んでいるため、液晶のカラーフィルタと組み合わせることにより、純度の高い三原色の表現が可能となる。液晶画面の色再現性の向上に貢献するという。
シャープによると、LEDは省スペースと長寿命、低消費電力、水銀レス、鉛フリーという優れた環境特性を有し、携帯電話のほかノートPCにおいても、液晶のバックライト用の光源として注目されている。また、ワンセグなどの普及により中小型液晶パネルの高画質化が進み、パネル性能を活かすため色再現性の高いサイド発光チップLEDのニーズが一段と強くなっているという。
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