東芝は1月8日、デジタルAV分野において、インテルとマイクロソフトとの協力関係を強化していくことを発表した。両社が手がける新機能を内蔵したデジタルAV機器を2009年後半に製品化し、米国市場に投入するという。
次世代デジタルAV機器に搭載される機能は、1つがインテル・ヤフーが推進するプラットフォーム「Widget Channel」上で動き、家庭のテレビでインターネット情報を楽しむことのできる「TV Widgets」。もう1つがマイクロソフトが手がける「Windows Media Center Extender」となる。
TV Widgetsは、テレビを視聴しながら、インターネットコンテンツが利用できるというサービスで、ネット動画やニュース、天気、写真共有サイトなどのコンテンツがテレビ上で見られるというもの。
一方、Windows Media Center Extenderはパソコン上の「Windows Media Center」に記録した様々なコンテンツを外部機器でも共有できるようになるという。これにより、PC上の映像、音楽、写真、インターネットテレビなどのコンテンツが、テレビ上で視聴できるとのことだ。
東芝では、この2つの機能を内蔵したテレビ、テレビ&DVDの複合製品、ネットワークプレーヤーの商品化を予定している。
なお、1月8日から米ラスベガスで開催されている「2009 International CES」会場にて、対応機器のコンセプト展示とデモが行われている。
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