Googleは米国時間1月5日、「Picasa for Mac」のベータ版をリリースした。Windows版とLinux版はすでに提供されており、Appleユーザーも写真の編集やカタログ化、アップロードを行える無料ツールを利用できるようになる。
PicasaのマーケティングマネージャーであるJason Cook氏は、Mac版はWindows向けの最新版「Picasa 3 for Windows」とほぼ同等の機能を持つと述べている。Googleは、ジオタグやプリントサービスなど補助的な機能の対応を急いでいるが、Picasaの中核となる機能は同等だと同氏は語る。
Picasaは、写真の編集や印刷、コラージュや動画の作成、ラベルの追加、レーティング、タグなどの機能を持つ。Googleがクラウドコンピューティングに注力していることを考慮すると、さらに重要になるのは、Googleのオンラインサービス「Picasa Web Albums」に自分の画像をアップロードしたり共有できる機能だ。Googleは2004年にPicasaを買収した。
Cook氏は具体的な数字は明かさなかったが、「多数のMacユーザーがいる」と述べる。そして、「Macユーザーは最新版のリリースを喜んでくれるだろう。これにより、Picasa Web Albumsの使い勝手が改善する」と続けた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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