ドラゴンクエストX(ドラクエ10)が任天堂のWii向けに発売されることが決まった。また、最新作「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」(ドラクエ9)の発売日は3月28日で、価格は5980円となる。
これはスクウェア・エニックスが12月10日に開催した製品発表会の場で明らかにしたものだ。
ドラクエ9はニンテンドーDS向けのソフトで、最大4人で遊べるネットワーク機能を備えたロールプレイングゲーム。レベルファイブとスクウェア・エニックスが共同開発している。
シナリオやゲームデザインを担当した堀井雄二氏は「ニンテンドーDS対応ソフトだが、すごい人数が関わっている。いろんな遊びが入っているので楽しみにしていてほしい」とコメントしている。
スクウェア・エニックス代表取締役社長の和田洋一氏は、当初予定から発売日が延びたこともあり、「ああよかったという気持ちでいっぱい」と笑わせた上で、「世の中にはたくさんゲームがあるが、難しいのではないか、時間を取られてしまうのではないか、面白くなかったらどうしようと思って腰が引けているかもしれない。でも、ドラゴンクエストは心の底から安心して楽しめるゲームになっている」と話し、誰でも気軽に遊べることを強調していた。
ドラクエ10の詳細は明らかにされなかったが、堀井氏はすでに開発に着手したことを明らかにした。
任天堂代表取締役社長の岩田聡氏は「ドラクエ9がニンテンドーDS向けに発売されるのに続いて、ドラクエ10ではWii向けに出してもらえるということで嬉しく思っている」とコメント。スクウェア・エニックスと共同で国内のゲーム市場を盛り上げるとともに、ドラゴンクエストシリーズの海外展開にも力を入れていきたいとした。
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