Gizmodoは、欧州の小売業者がMacシリーズの中で最小、最安の「Mac mini」が間もなく市場から姿を消すと考えていると報じた。しかし、その数日後、AppleInsiderは、Mac miniはまだ市場にとどまっていると主張している。ラスベガスでは、多くのカジノがMac miniを使って同都市に常設されているセキュリティカメラを運営しているらしく、こうした顧客は、まもなくアップデートが行われると考えている。
ラスベガスでMac miniベースのコロケーションサービスを運営しているある情報筋がAppleInsiderに語ったところによると、ラスベガスではおよそ1万台のMac miniが利用されているという。その情報筋は、Appleが近い将来、「Mini DisplayPort」の追加や4GバイトRAMの対応など、最近発売されたノートブックからヒントを得たMac miniのアップデート版をリリースする計画だと見込んでいる。
これが真実だとすれば、小売業者が今後、Mac miniを要求しないよう告げられたのも、これが新モデルに道を譲るためだとすれば、納得がいくだろう。Mac miniが市場から消えるといううわさは、これまでも何度か流れたが、実際にはそうならなかった。Appleが、Mac miniに別れを告げるのはまだ早いかもしれない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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