「BlackBerry Storm」が正式発表--BlackBerry初のタッチスクリーン採用機種

文:Bonnie Cha(CNET News.com) 翻訳校正:大熊あつ子、長谷睦2008年10月09日 11時02分

 前々からうわさのあった「Storm」(嵐)が、満を持して「上陸」を果たした。カナダのResearch In Motion(RIM)とVerizon Wirelessは現地時間10月8日、「BlackBerry」シリーズとして初めてタッチスクリーンを採用した新機種「BlackBerry Storm」を、世界に向けてリリースすると正式に発表した。

 提供:RIM

 開発コード名「BlackBerry Thunder」としても知られているStormは、タッチ式のスクリーンを採用しているが、RIMが新たな工夫を加えたことで、現在市場に出ている他のタッチスクリーン式スマートフォンとは一線を画す仕上がりになっている。タッチスクリーンのほかにも、Stormはデュアルモード機能やVerizonの3G高速ネットワーク「Evolution-Data Optimized (EV-DO) Revision A (Rev. A)」のサポート、内蔵型GPS機能、「BlackBerry OS 4.7」の搭載など、多くの注目すべき特徴を備える。

 ただ、皆さんが最寄りのVerizon取り扱い店に向かって走り出す前に、少々残念なニュースをお届けしなければならない。残念ながら、まだしばらくはBlackBerry Stormを手にすることはできないのだ(これには不満の声を上げたい気分だ)。具体的な発売日と価格は発表されていないが、Verizonによるとホリデーシーズンには「競争力のある」価格でStormが発売される見込みだという。もちろん、われわれはそんなあいまいな答えが聞きたいわけではないし、読者の皆さんもきっと同じ気持ちだろう。「BlackBerry Bold(BlackBerry 9000)」の発売が遅れたことを考えると、なおさらその思いが募る。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]