2.4GHzワイヤレス、BlueTrack、4000dpi--マイクロソフト、ゲーマー向けマウスSideWinderX8 Mouseを発表

坂本純子(編集部)2008年09月11日 18時56分

 マイクロソフトは9月10日(米国時間)、開催中のハードウェアに関するイベント「Hardware Anywhere」のGaming Keynoteスピーチにおいて、ゲーマー向け新マウス「Microsoft SideWinderX8 Mouse」を発表した。

SideWinderでは、飛び出た丸い形のカスタマイズボタンが搭載されている SideWinderでは、飛び出た丸い形のカスタマイズボタンが搭載されている

 ゲームに最適なカスタマイズ機能を搭載したSideWinder Mouseの新ラインアップで、米国時間9月9日に発表されたマウスのトラッキング技術「BlueTrack Technology」に対応した製品だ。価格は99.95ドルで2009年2月に発売予定。日本での投入時期や価格については未定という。

 BlueTrackは従来のオプティカルマウスやレーザーマウスよりも精度が高く、テーブルからカーペットまで幅広い素材でマウスパッドを必要とせずマウスを操作できるのが特長だ。

SideWinderX8 Mouse。横から見るとくぼみができており、ボタンが押しやすくなっている SideWinderX8 Mouse。横から見るとくぼみができており、ボタンが押しやすくなっている

 昨日は、SideWinderX8 Mouseの姉妹製品となる「SideWinder X5 Mouse」(59.95ドル、9月発売)を発表したばかりだが、解像度は2000dpiのレーザーマウスだった。

 SideWinderX8 Mouseは、その上位モデルとなるもので、2.4GHzワイヤレスを搭載し、解像度は250から4000dpiまでをサポートする。スキャン速度は1万3300fps、最大加速度は70G。トラッキング性能は120インチ/sec。

実際に押すと、以前よりも押しやすくなっている 実際に押すと、以前よりも押しやすくなっている
マウスを裏返したところ。ブルーの光線が見える マウスを裏返したところ。ブルーの光線が見える

 標準で充電池と円形のレシーバ、滑り心地が異なるソール(足)が3種類付属する。ソールは、マウス底面にあるマウスソールを交換し、机表面の摩擦抵抗をカスタマイズできるもの。今回、重りの調節機能は付属しない。バッテリーの持ち時間は、4000dpiで使用した場合、連続で約30時間使えるという。それ以下のdpiで使用すれば、もっと長く使用できる。

 また、もしバッテリーがなくなりそうになったときには、付属のチャージャーで充電しながら使うこともできる。なお、フル充電は3時間程度で済むという。

SideWinderX8 Mouse SideWinderX8 Mouse
円形のレシーバ。マウスソールの収納もできる 円形のレシーバ。マウスソールの収納もできる

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