坂本純子(編集部)
2008/06/30 23:34
松下電器産業とパナソニック システムソリューションズは6月30日、PC向け電子書籍配信サービス「ΣBookJp」および「最強☆読書生活(PC版)」を9月30日をもって終了することを明らかにした。ユーザー向けのメールとホームページで発表している。サービス終了に伴い、購入した電子書籍のPCへの移動機能ができなくなる。
会員向けには、他社の電子書籍サイトを利用できるよう、これまでの利用額に応じてインターネットで使用可能な電子マネーによるポイントバックをするとしている。詳細は7月中旬に発表予定だ。新規入会の受付はすでに終了している。
松下は、2004年2月に電子書籍端末「ΣBook」(シグマブック)を発売。著作権保護機能を持ち、単三乾電池2本で、3〜6カ月使用可能なペーパーレス端末として話題となった。ハードのみならず同時にコンテンツも手がけ、本格的な電子書籍として先駆け的存在だった。
2006年12月、ΣBookの後継端末として動画も可能な、ワイドSVGA高解像度カラーディスプレイを搭載した「Words Gear」(ワーズギア)を発売するが、2008年3月、ワーズギアの生産完了を発表していた。
事業の終了について、「今般、PC向け電子配信サービスの継続について検討した結果」と説明している。
近年は、携帯電話を閲覧端末として電子書籍化が進んでおり、専用の電子書籍事業としては苦しい状況が続いていたものと見られる。
なお、携帯電話向け電子書籍配信「最強☆読書生活」は継続するとしている。
ユビキタス社会を創造する端末としてさまざまな書籍、ドキュメントが集まってくることを願ってつけられた「ΣBook」
発売当初は、3万円台だった「ΣBook」
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