矢野経済研究所は2月21日、2007年度国内オンラインゲーム市場に関するユーザー動向調査を実施、結果を発表した。
調査によると、パソコン向けオンラインゲームをする場所は「自宅」が圧倒的に多く96.9%を占め、「ネットカフェ・漫画喫茶」はわずか0.6%にとどまった。一方、持ち運びが自由な携帯電話・携帯型ゲーム機向けオンラインゲームをする場所は「家にいるとき(59.0%)」が最も多く、次いで「休憩時間(20.6%)」、「通勤・通学・外出時などの移動時間や待ち時間(19.6%)」となり、ゲームをする場所が分散していた。
ゲームの週間平均遊戯時間を場所別にみると、家庭・友人宅(58.6%)、ゲームセンター(81.2%)、移動中(88.9%)のいずれにおいても30分未満が最も多かった。家庭・友人宅で次に多いのは「30分以上〜1時間未満(15.0%)」、「1時間以上〜2時間未満(11.2%)」となり、総じて他の場所に比べ遊戯時間が長い傾向にある。
オンラインゲームの魅力については「遊びたいときにすぐに遊べる(60.3%)」や「安上がりにゲームができる(48.0%)」、「ゲームを選べる(21.5%)」などが多く挙げられた。年代別にみると、若年層ほど魅力に「長時間遊 ぶことができる」を挙げる人が多いのに対し、50代以上では「短時間で遊ぶことができる」を挙げる人が多くなっている。
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