松下電器は1月21日、液晶テレビ4機種、プラズマテレビ3機種を揃えた「VIERA」新モデルと、スピーカーとAVラックを一体化したラックシアターの2機種の計9機種の新製品を発表した。全機種ともに価格はオープン。2月15日より発売される。
液晶テレビには、17型の「TH-17LX8」、20型、26型の「TH-20LX80/TH-26LX80」、32型の「TH-32LX80」の4機種を発表。TH-17LX8、TH-20LX80、TH-26LX80は、高画質システム「PEAKS」を進化させた「コントラストAI」により、立体感のある映像再現が行える。
SDカードスロットの搭載や、ビエラのリモコン1つで対応機器を操作できる「ビエラにリンク!」など、現行機の機能もそのまま継承。ビエラにリンク!では、対応レコーダーと接続することで、視聴中の放送番組を画面上で一時停止させ、後から続きを見ることができる「番組キープ」機能などが搭載されている。
TH-32LX80は、明るさや色再現性を高めた新「IPSαパネル」と、シーンごとの特徴に応じて映像全体の立体感を向上させる新「WコントラストAI」を採用した高画質モデルだ。新開発の「高効率インバーター」などにより、年間消費電力118kWhの省電力化にも取り組んでいる。
TH-17LX8は地上デジタルチューナーのみを搭載した地上デジタルテレビ、TH-20/26/32LX80には、地上、BS、110度CSデジタルチューナーの3チューナー対応モデルとなる。カラーバリエーションは、TH-17LX8がピンクゴールド、シルバー、ホワイト、レッド、ブルーの5種類で、その他の機種はチタンとシルバーの2色展開となっている。全機種ともにパネル解像度は1366×768ドットとなる。
ハイビジョンプラズマテレビ「新・ヒューマンビエラ」として新登場したのは、37型の「TH-37PX80」、42型の「TH-42PX80」、50型の「TH-50PX80」の3サイズ。
液晶テレビシリーズと同じくSDカードスロットの搭載やビエラにリンク!の機能向上が行われているのはもちろん、1万5000:1の高コントラストで黒の再現性を高めると同時に、新開発の「クリアピクチャーパネル」により奥行き感のあるクリアな映像を実現する。
パネル解像度は50型が1366×768ドット、42型が1024×768ドット、37型が1024×720ドットとなる。
ラックシアターとして発売されるのは、ビエラ推奨サイズが42〜37型の「SC-HTR210-K」および、50〜42型の「SC-HTR310-K」という2機種。3.1chのサラウンドシステムを内蔵する。
いずれも、小音量でも豊かな臨場感を再現する新開発の「ウィスパーモードサラウンド」を搭載しており、大音量で視聴できない環境においても十分な臨場感を得ることができる。
機能が大幅に進化した「VIERA Link」に加え、現行機種で好評の「振動キラー」サブウーファーも装備。ホコリがたまりにくい前面ガラス扉、設置や移動が容易なキャスターおよびガラス天板などを採用しているのも特徴だ。
そのほか、Blu-rayビデオに収録されている5.1chや7.1chリニアPCMの音声入力に対応しており、別売のワイヤレスリアスピーカーキット「SH-FX60」とサラウンドスピーカーを接続すれば、さらに臨場感あふれるサウンドを楽しむことができる。CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
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