新世代とデサント、自宅でメタボ対策が行えるエクササイズシステム

 新世代(中川克也社長)とデサント(中西悦朗社長)のヘルスマネジメント研究所は12月18日、日常の運動活動量をデータ管理し、家庭でのセルフエクササイズを支援する運動システム「XaviX+D3(ザビックスディースリー)」を共同開発したと発表した。

 「XaviX+D3」は、新世代の健康コンピュータ「XaviXPORT」上で動作するトレーニングシステム。デサントの生活習慣病予防のための健康改善プログラム「デサント・ヘルスアッププログラム」と、新世代のエレクトロニクス技術やエンターテインメント技術を融合することで、忙しい人でも無理なく気軽に健康維持とエクササイズの自己管理が行えるようにした。

 利用方法はテレビに接続して使用する。システムは、日常活動の記録やテレビの前でエクササイズを行う際のセンサーとしても機能する「アクションセンサ」、アクションセンサとデジタル無線通信を行うモジュールで「XaviXPORT」の拡張コネクタに接続する「ホストモジュール」、アクションセンサから受信したデータの蓄積・解析・表示やストレッチなどのエクササイズコンテンツを提供する「システムカートリッジ」、ホストモジュールとシステムカートリッジ、家庭用テレビを接続して使用する「XaviXPORT」で構成される。

 ユーザーは「アクションセンサ」を身につけ、ウォーキングの歩数や消費運動量のデータを管理。厚生労働省が発表した「エクササイズガイド」に基づき、あらかじめ自己設定した1日の運動必要量に不足したカロリーを、ストレッチ体操や筋トレなどのエクササイズで補うことができる。

 デサントでは、「デサント・ヘルスアッププログラム」の教材として「XaviX+D3」を用い、同社の社員でプログラムの点検や効果測定など各種実証試験を行ったうえで、順次、企業の健康保険組合や地方自治体などに販売。また、08年春から運動教室やインターネットなどを通じて一般消費者にも販売する予定。

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