BCNは12月17日、「BCN AWARD 2008」の中間集計速報を発表した。集計期間は07年1月-11月。今回で第9回を迎える「BCN AWARD」は、全国約2300の主要パソコン専門店や家電量販店などから収集したPOSデータに基づき、年間で最も販売台数シェアの高かった企業を部門ごとに表彰するもの。今年も多くの部門で新たなNo.1企業が誕生しそうだ。
11月末現在の中間集計では、「デスクトップPC部門」で富士通が24.1%で1位。昨年トップだったNECの22.4%を上回る勢いだ。また、「デジタルカメラ(レンズ交換型)」部門(デジタル一眼レフカメラ部門)では、常連のキヤノンが39.9%で2位に留まっているのに対し、ニコンが43.3%とBCN AWARD初受賞に王手をかけている。
その他、今回から新たに加わった「携帯オーディオアクセサリ部門」ではエレコムが 20.4%とダントツの強さを発揮、現時点で2位以下を10%以上引き離しており受賞は確実だ。ソフトウェア部門の注目は、入力した楽譜どおりに音声合成が歌う「初音ミク」の大ヒットで注目されたクリプトン・フューチャー・メディア。「サウンド関連ソフト部門」で21.5%を獲得して初受賞の期待が高まっている。
「BCN AWARD 2008」は12月の実売データも加えた年間シェア確定後に決定。受賞企業の発表は08年1月10日、表彰式は25日に東京・青山のダイヤモンドホールで開催する。
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