富士通は12月18日、オールインワンデスクトップPC「FMV-DESKPOWER」およびエンターテインメント・リビングPC「FMV-TEO(テオ)」、オールインワンノートPC「FMV-BIBLO」のラインアップを一新すると発表した。いずれも12月21日より順次発売を開始する。
今回の春モデルでは、Windows Vistaを快適に動かせる大容量2GBメモリと高性能デュアルコアCPUを搭載したモデルを大幅に拡充したのが特徴だ。
FMV-DESKPOWERおよびFMV-TEOでは、全4シリーズ9機種を新ラインアップ。FMV-DESKPOWERでは、省スペース液晶一体型PC「LXシリーズ」とコンパクト分離型PC「CEシリーズ」、コンパクト液晶一体型PC「EKシリーズ」を提供する。
LXシリーズでは従来のデザインを一新し、大画面22型ワイド液晶と19型ワイド液晶を採用。さらに、地上・BS・110度CSデジタル放送に対応したモデルを2機種に拡充した。
FMV-TEOでは、地上・BS・110度CSデジタル放送に対応したデジタルハイビジョン・テレビチューナーを2基搭載し、同じ時間に放送されている番組の2番組ダブル録画や、番組視聴中に裏番組を録画することなどを可能としている。Blu-ray Discドライブを搭載し、録画番組をハイビジョン画質のまま移動(ムーブ)・ダビングが行える。
FMV-BIBLOの新ラインアップは、これまで「LOOX Tシリーズ」として展開してきたモバイル向けノートPCを名称変更し、よりビジネスモバイル向けに特化させ「LOOX Rシリーズ」として一新した。また、基本性能を強化したA4ノート「NXシリーズ」および「NFシリーズ」、機能を強化した大画面ハイスペック・モバイルノート「MGシリーズ」の全4シリーズ12機種。
LOOX Rシリーズは、12.1型ワイド液晶搭載モデルで世界最小の設置面積(富士通調べ)を実現し、約11.7時間の長時間稼動と約1.27kgの軽量ボディーを兼ね備えた。
NXシリーズおよびNFシリーズでは、4機種に数字入力が手軽なテンキー付キーボードを採用。MGシリーズではワンセグ搭載機種の機能を強化し、映像全体が縦や横にスクロールする場面で映像を従来の15フレームから30フレームに増加。従来よりもスムーズに表示する「フレーム補間」機能や、Windows Vistaのサイドバー上で簡易視聴ができる「Mobile TVガジェット」を用意した。
なお本日より、富士通ショッピングサイト「WEB MART」にて販売する「FMVカスタムメイドモデル」の“WEB MART”限定カラーを拡充する。
全6パターンの組み合わせから好みのカラーを選べる「FMV-BIBLO NFシリーズ」や、全4色のカラーバリエーションを持つ「FMV-BIBLO LOOX Rシリーズ」など、インテリアや個性にあわせた一台を選択できる。
さらに、WEB MART限定の豊富なカスタムメイドメニューも強化し、FMV-DESKPOWER カスタムメイドモデルやFMV-TEO カスタムメイドモデル、FMV-BIBLO カスタムメイドモデルでも同様の強化を図るとともに、各種選択オプションを幅広く用意するとしている。
お詫び:記事中、FMV-DESKPOWERの写真が間違っておりました。関係者の皆様にご迷惑をおかけし、また読者の皆様を混乱させたことを深くお詫び申し上げます。
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