あの「初音ミク」の妹分「鏡音リン」には、男性キャラクターが存在した。クリプトン・フューチャー・メディアが発売するボーカロイド第2弾では、1人の声を女性、男性の2つのキャラクターに分け、ツインボーカルが楽しめる。
クリプトンが12月3日に明らかにしたところによると、キャラクター・ボーカル・シリーズ第2弾は「鏡音リン・レン」。声優の下田麻美さんの声をもとに、女性ボーカルの「鏡音リン」と男性ボーカルの「鏡音レン」を1パッケージに盛り込むという。
今回の狙いについて、オフィシャルブログである「メディアファージ事業部 ブログ」では、「声優さんの能力を別の角度から掘り下げ、現実には同時に再現出来ない一人二役…、一人の女声を元に生まれた、近しい二人の男女のキャラクターをワンパッケージとする試みを行いました」と説明する。鏡音という名前も、鏡に映った2人のキャラクターという点をイメージしているようだ。
価格は1万5750円前後となる見込み。「VOCALOIDの将来に期待して頂いている方々に我々が出来ることを考え、結果、より多くの可能性を感じて頂けるツールを、お手頃な形で用意する事と考えました。逆に、パッケージ価格自体を下げる事は避け、また優待販売は諸事情により難しいと判断しました」(クリプトン)とのことだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス