鏡音リンには「レン」(男)もいた--ボーカロイド第2弾はツインボーカル

永井美智子(編集部)2007年12月03日 13時21分

 あの「初音ミク」の妹分「鏡音リン」には、男性キャラクターが存在した。クリプトン・フューチャー・メディアが発売するボーカロイド第2弾では、1人の声を女性、男性の2つのキャラクターに分け、ツインボーカルが楽しめる。

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071203_rin2.jpg鏡音リン・レンのキャラクターデザインとロゴ

 クリプトンが12月3日に明らかにしたところによると、キャラクター・ボーカル・シリーズ第2弾は「鏡音リン・レン」。声優の下田麻美さんの声をもとに、女性ボーカルの「鏡音リン」と男性ボーカルの「鏡音レン」を1パッケージに盛り込むという。

 今回の狙いについて、オフィシャルブログである「メディアファージ事業部 ブログ」では、「声優さんの能力を別の角度から掘り下げ、現実には同時に再現出来ない一人二役…、一人の女声を元に生まれた、近しい二人の男女のキャラクターをワンパッケージとする試みを行いました」と説明する。鏡音という名前も、鏡に映った2人のキャラクターという点をイメージしているようだ。

 価格は1万5750円前後となる見込み。「VOCALOIDの将来に期待して頂いている方々に我々が出来ることを考え、結果、より多くの可能性を感じて頂けるツールを、お手頃な形で用意する事と考えました。逆に、パッケージ価格自体を下げる事は避け、また優待販売は諸事情により難しいと判断しました」(クリプトン)とのことだ。

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