ソニック・ソルーションズは11月27日、DVDダウンロードビジネス「Sonic Qflix」について、内容説明に関する発表会を行った。
Sonic Qflixとは、同社が約3年に渡り取り組んできたDVDダウンロードビジネスの名称。従来のパッケージメディアではなく、映画などのコンテンツをダウンロードし、そのコンテンツをDVDに書き込むことで、購入・保存できるというシステムだ。
ダウンロード、書き込みの際、暗号化技術CSS(Content Scramble System)を利用していることが特徴で、これにより自宅にいながら、好きなコンテンツを選び、自分のPCを用いながらコンテンツをDVDに保存できるという。Qflixを利用するには、専用のソフト、ドライブ、DVDディスクが必要となる。
同社では、ユーザーがウェブ上からコンテンツを選択し購入後、業者がDVDに記録、書き込み済みのDVDを配達する「Manufacturing on Demand」や、駅などにレコーディングシステムを設置し、店頭でコンテンツをダウンロード、DVD保存するレコーディング方式などの方式も提案しており、DVDダウンロードビジネスへ積極展開を図っている。
今回発表されたユーザーが直接ダウンロードして書き込む方法は、2008年7月に解禁される方向で、来年の冬を目処に新しい使い方を提案していきたいとしている。
発表会場では、自宅でのDVDダウンロードサービスを一括して行えるソフトウェア「Roxio Venue」のデモも行われた。購入からダウンロード、書き込みなどの作業が一括して行え、出演者別、監督別などのソートも可能となっていた。
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