リコーは10月30日、さらなる高画質化を実現した「GR DIGITAL II」を11月22日より発売すると発表した。
今回発売されるGR DIGITAL IIは、“高画質コンパクトカメラ”をコンセプトとした「GR DIGITAL」の後継モデルだ。解像感や階調特性、彩度などは損なわず、大幅な低ノイズ化を可能とした新開発の画像エンジン「GRエンジンII」を採用。さらに、有効画素数が約1001万画素まで向上した1/1.75型CCD、F2.4 f:5.9mm(35mm換算値28mm)の「GRレンズ」により、さらなる高画質を実現している。
また、加速度センサーを利用した電子水準器、正方形フォーマットでの撮影機能、多彩なモノクローム表現を行える設定など、写真の表現力を強化する機能も装備する。
そのほか便利な機能として、ワンプッシュで切替が可能なファンクションボタン、好みの撮影設定を2種類登録できるマイセッティング機能、被写界深度の距離範囲を事前確認できるフォーカスバーの被写界深度表示、RAWモードにおける画像書き込み時間の短縮、手動でポップアップできるフラッシュ、設定情報のみを画像モニターに表示する情報表示モード、画像確認がしやすい縦横自動回転再生なども搭載している。
ユーザーのニーズにきめ細かく対応するため、GR DIGITAL IIにおいてもレリーズボタンの重さやAE/AWBの微調整などが可能なカスタマイズサービスを継続して実施。希望小売価格はオープン価格だが、予想実勢価格は8万円前後となる見込み。月産台数は5000台を予定しているという。
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