永島和夫
2007/10/27 00:23
今回の東京モーターショーでは、環境対策だけでなく、直近のガソリン高騰などもあり、各社とも次世代エネルギーを活用したクルマを積極的に展示している。
次世代エネルギーの中でも、走行中のCO2排出がゼロという電気自動車では、三菱の「i Miev」と「i MiEV SPORT」が注目されている。コンセプトカーとして出品されたi MiEV SPORTについては、電気の使用量を少しでも少なくするため、走行中の風で発電する風車と屋根には太陽電池が積まれている。
三菱自動車「i MiEV SPORT」
ただし、走行中のCO2排出がゼロとはいえ、充電には電気が必要で、遠く離れた発電所で充電分のCO2が排出されることは免れない。それでも、三菱自動車によれば、現在の日本の発電所の構成から計算すると、ガソリンエンジンに比べて70%抑えることができるという。
また、「i MiEV SPORT」はクルマのロゴにあるとおり、家庭のコンセントから充電できるのが特徴だ。電源コードは後部ナンバープレートの横にあり、掃除機のようにコードを引き出し、終わればボタンを押すとコードが巻き取られる。このコンセントには電力線モデム(PLC)が内蔵され、充電時にはクルマとネットワークの通信により、外からクルマの制御ができる。
i MiEV SPORTの充電には家庭用コンセントのほか、急速充電ソケットも装備している。現在、このソケットは国内共通で200Vで充電する。今後、ソケットの世界共通化なども進めらる。一度の充電で走行距離の短い電気自動車ゆえに、東京電力ではガソリンスタンドで給油するように、急速充電スタンドで短時間で充電できる体制も整えたいとしている。
「i MiEV SPORT」の充電用コンセント。巻き取って収納できる
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