NECおよびNECパーソナルプロダクツ、日立製作所は7月30日、静音レベルを約3分の1に低減するデスクトップPC向けの新水冷システムを共同開発したと発表した。
今回開発されたデスクトップPC向けの新水冷システムは、日立製作所の水冷技術とNECのPC開発設計技術を用いたもの。従来比2倍以上の受熱効率向上を誇る日立製作所の新CPU水冷ジャケットに加え、世界初となるHDD水冷ジャケットによる冷却を採用。従来の水冷システムを搭載したPC本体で最大稼働時の静音レベルが30デシベル程度だったのに対し、25dB程度までの静音化を実現している。これにより、一般的な家庭用DVDレコーダー以上の静音性を備えたAVパソコンも実現可能だという。
なお、このデスクトップPC向け新水冷システムは、NEC製の次期個人向けデスクトップPCに採用が予定されている。
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