九十九電機、自作派300人が深夜の秋葉原に集結、新「Core 2」CPU発売解禁で

 九十九電機は7月21日、インテル「Core 2」シリーズの新CPU発売にあわせた 深夜イベント「ミッドナイト Core2 フェスタ」を秋葉原の「ツクモeX.」で開 催した。当日は午前中から行列ができはじめ、開始時刻には中央通りの歩道に 300人近い行列ができるほどの盛況ぶりだった。

 販売解禁は22日の0時。これに先立ち「Core2 ガールズ」と来場者によるゲー ム大会で22時30分にイベントがスタートした。歩数計を振った数でCore2 ガー ルズと競う趣向。参加者が勝つと賞品として、容量2GBのUSBメモリが贈られた。

 続いて23時頃にはインテルのチャネル事業部、天野伸彦シニアエンジニアと PCライターの高橋敏也氏が登場。新製品の魅力や今後のCPU構想などについて、 ジョークを織りまぜながらのトークセッションを行った。0時5分前になると吉田和正・インテル代表取締役共同社長のビデオレターを上映。ステージ前の道路には大勢の観客が詰めかけ、盛り上がっていた。0時ちょうどに販売開始。 終電の時刻が迫るなか、製品を購入した参加者は、時計を気にしながら家路を急いでいた。

 発売された新しいCPUは、Core 2 Duo、Quad、Extremeシリーズ。一番人気で、 即日完売したのは2.40GHzの「Core 2 Quad Q6600」。Core 2 Duoの上位シリー ズながら4万円を切る低価格が魅力だったようだ。13万円を超える最上位版で3GHzの「Core 2 Extreme QX6850」も人気が高かった。

 九十九電機の松沢賢販売促進課課長は今回のイベントについて「夏というイ ベント向けの季節に新型CPUの発売が重なり、想定していた200人を大きく超え る300人近くのお客様に来ていただき、大きく盛り上げることができた」と述 べた。

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