「Wii」がまだリリースされてもいない1年以上前、Wiiリモコン用ガンアクセサリの可能性についてレポートしたことがある。任天堂はついに、そのガンアクセサリを発表したのだが、予想とはかなり違うものになっていた。
「Wii Zapper」は、14カ月前に紹介した拳銃型ではなく、むしろ「スタートレック」のフェイザーライフルに似ている。曲線の多いデフォルメのきいた銃には、Wiiリモコンとヌンチャクコントローラをはめ込むことができる。ガンアクセサリに取り付けると、WiiリモコンのBボタンとヌンチャクのZボタンが引き金のようになる。これは明らかに両手で使うことを意図したもので、前に出した手でWiiリモコンを、後ろに引いた手でヌンチャクを操作する。どちらかといえば「NES Zapper」よりは「Super Scope」に似ているが、だからといってつまらないデバイスとは限らない。
Wiiリモコンやヌンチャクの取り付け台に過ぎないようなので、Wii Zapperはおそらく、ほとんどすべてのWii用ゲームに使用できるのではないか。もちろん、Wii Zapperを前提としたゲームも多数発売される。カプコンの「Resident Evil Umbrella Chronicles」、セガの「Ghost Squad」、EAの「Medal of Honor: Airborne」などはすべてWii Zapperに対応するだろう。
上記のようなシューティングゲームを買う予定はないが、このデバイスのすばらしさは体験したいという人のために、Wii Zapperは独自のバンドルソフトを同梱して出荷される。どのようなソフトなのかは明らかでないが、値段からして、タイトルに「ダック」とか「ハント」といった言葉がつきそうである。Wii Zapperとバンドルソフトのセットは、2007年後半に小売価格20ドルで発売される。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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