もう間もなく、「Wii」のオンラインストアにバーチャルコンソールゲームと「Opera」以外が加わる。任天堂が、独立系デベロッパー向けのWii用ソフトウェア開発サービス「WiiWare」を発表した。WiiWareを使えば、規模の小さいゲームベンダーでもダウンロードゲームを制作し、任天堂の「Wii Shop Channel」経由で配信や販売を行うことが可能になる。
任天堂の措置は、Xboxコミュニティーがゲームを制作し、これらをXbox 360やWindowsマシン対応にすることもできたMicrosoftの「XNA Studio Express」構想を思い起こさせる。
これは、数カ月前から高品質ゲーム不足に陥った感のあるWiiオーナーにとって大歓迎のニュースだ。「Resident Evil 4 Wii Edition」や「ポケモンバトルレボリューション」を除くと、今夏は任天堂ファンの注目を集めるWii用高品質ゲームの数が少ない。Xbox 360の「Live Marketplace」やそのダウンロードコンテンツが高品質タイトル不足から360オーナーを救ったように、WiiWareも同様の問題からWiiオーナーを救ってくれるものと期待される。バーチャルコンソールも昔からの任天堂ファンに多数の傑作ゲームを提供して大きく役立ったが、新タイトルは完全に不足状態だ。
任天堂によると、WiiWareから新しいゲームがリリースされるのは残念ながら2008年初頭以降になるという。Wiiの次の主力タイトルは8月リリース予定の「Metroid Prime 3: Corruption」だが、大型タイトルの登場まではまだ数カ月待たなくてはならない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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