ソニーは6月12日、夏商戦に向けたVAIOノートPCとして4シリーズ計21モデルを、6月23日より順次発売すると発表した。
今回発売されるのは夏商戦向けのVAIOノートPC。広色域バックライトを採用した「type F(FZシリーズ)」、高性能なビジネスノートPC「type BX」、ハイビジョン映像への対応を強化した「type A」、軽量設計のビジネスモバイル「type G」で、VAIOオーナーメードモデルおよび法人向けカスタマイズモデルを含む4シリーズ計21モデルがラインアップされている。
新たに追加された「FZシリーズ」は、液晶テレビ「BRAVIA」で培われた広色域バックライトを採用。新開発「クリアブラック液晶(ピュアカラー90)」により、従来の「FEシリーズ」と比べて色純度(NTSC比)を72%から90%にまで高めている。上位モデル「VGN-FZ70B」はブルーレイディスクドライブを搭載するほか、HDMI端子でハイビジョン対応の大画面テレビと接続すればフルHDでの映像出力も可能だ。また、15.4型ワイド液晶搭載モデルながらコンパクトかつ薄型のボディーも特徴といえる。発売予定日は6月23日で、市場推定価格については「VGN-FZ70B」が25万円前後、「VGN-FZ50B」が20万円前後となっている。
type BXは、CPUにインテル Core 2 Duoを搭載した高性能ビジネスノートだ。今回は、動作時の落下や衝撃などから大切な情報を守る「ハードディスクプロテクション機能」を新採用。満員電車などノートPCに対して過酷な環境下でも、安心して持ち運ぶことができる。発売予定日は6月23日で、市場推定価格については「VGN-BX4KANB」が19万円前後になるという。
17型ワイド液晶を搭載したtype Aには、好みのブルーレイディスクを簡単に作成できる同社のオリジナルソフトウェア「Click to DVD BD」を初搭載。NVIDIA GeForce 8400M GTの採用など、映像編集時の描画性能も大幅に向上されている。また、ワンセグチューナーやFeliCaポート、Bluetoothといった豊富な機能も特徴だ。発売予定日は7月14日で、市場推定価格については「VGN-AR73DB」が40万円前後、「VGN-AR53DB」が28万円前後となっている。
type Gは、12.1型液晶を搭載した軽量設計のビジネスモバイルだ。今回は「Office Personal 2007 with Power Point 2007」搭載モデルの追加により、プレゼンテーション資料が一段と作成しやすくなっている。発売予定日は6月23日で、市場推定価格については「VGN-G1KBNA」が26万円前後になる見込みだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」