Appleの「iPhone」の発売日のことは少しの間忘れて、別の話題に目を向けてみよう。次世代機に関する憶測がすでに飛び交っているのだ。
iPhoneの発売に関する憶測が異常なほどの興奮に達するにつれて、次世代iPhoneについて新たに憶測が持ち上がっている。
台湾の2つの新聞であるCommercial TimesとEconomic Daily Newsが現地時間5月29日付けの記事で、台湾の大手メーカーである廣達電腦(クオンタ・コンピュータ)は、第2世代のiPhoneの開発を9月に開始するという契約をAppleと締結したと報じている。誰もが知っているとおり、最初のiPhoneもまだ発売されていないが、これらの記事を英語に翻訳した複数の情報によると、次世代版は「外観が異なる」という。
しかしIDG News Serviceは、クオンタはこの契約をまだ確約していないと報じている。Appleに「iPod」を供給する主要なサプライヤーであるFoxconnが、第1世代のiPhoneを製造しているという報道も以前にあった。CNET Taiwanは独自の情報筋から、Quantaの契約は、実はワイヤレスチップ搭載のワイド画面iPodに関するものであるという情報を得ている。
最初のiPhoneに話を戻そう。CNBCは先週、6月下旬に発売する予定だとするAppleの声明に沿って、iPhoneは6月20日に発売予定であると報じた。これが事実だとすると、Appleの最高経営責任者(CEO)であるSteve Jobs氏は米国時間6月11日から始まる「Worldwide Developers Conference 2007」(WWDC 2007)ではiPhoneを発表することができないことになるが、同社は別にiPhone発売イベントを開催する予定なのかもしれない。
Crunchgearは5月29日に、Fry's ElectronicsがiPhone発売日周辺にAT&T Wirelessの製品を特別販売促進価格で提供する準備をしているという同社職員の説明に基づき、iPhoneの実際の発売日は6月11日になるようだと報じた。これは、2007年に入ってからCingular(現AT&T)社員がCNET News.com記者であるDeclan McCullagh氏に語った情報と一致している。しかし、月の中旬にあたる11日が6月「下旬」とみなされるのだろうか?
発売日を推測することはもう十分なので、これからはAppleがiPhoneを発売開始する正確な日時について推測しよう。深夜の発売開始で長蛇の列を作ることになるだろうか。6月11日にWWDC基調講演からサンフランシスコのApple Storeへと大移動が起こるだろうか。ハッピーアワー(平日夕方)に5番街の店舗で発売開始となるだろうか。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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