JR東日本、JR東海、JR西日本の3社は16日、IC乗車券の相互利用を来年3月に開始すると発表した。JR東日本の「Suica(スイカ)」とJR西日本の「ICOCA(イコカ)」はすでに相互利用が可能。来年3月にJR東海が昨年11月にサービスを開始した「TOICA(トイカ)」が加わる。JR西日本はこの夏に岡山・広島エリアでIC乗車券サービスの開始を予定するなど、今後、1枚のIC乗車券を持てば関東、中部、関西地方のJR各線1200駅で乗降が可能となる。
これに併せJR東海は、東京−新大阪間の新幹線で導入している、携帯やパソコンを使って指定席を予約できる「エクスプレス予約」をIC化する。現在は予約後、駅の券売機で乗車券を受け取る必要があるが、IC化で乗車券を受け取る手間が省ける。また、新幹線と在来線の乗り換え改札機で「エクスプレスICカード」と在来線のIC乗車券を重ねてタッチすることで、在来線と新幹線間をシームレスに移動することができるようになる。これにより、東海道・山陽新幹線を合わせて90万人の「エクスプレス予約」の会員数を「2年以内に倍増する」(河野雅之・JR東海常務)考えだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡
「1→10」の事業化を支援する
イノベーション共創拠点の取り組みとは
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力