Microsoftは米国時間3月27日、「Windows Vista」用のパッチを複数リリースした。このなかには、Vistaに存在する「iPod」に関する問題に対応するパッチも含まれている。
Vistaには、「ハードウェアの安全な取り外し」(Safely Remove Hardware)を使用してiPodを取り外すと、iPodを破損させる恐れがあったが、Microsoftはこれを修正するパッチを公開した。
Appleはすでに、「iTunes」にあったVistaとの互換性に関する複数の問題を解決していたが、VistaでiPodを取り外す際はiTunesの機能を使うようユーザーに注意を呼びかけていた。
MicrosoftとAppleの関係者からコメントは得られなかった。
Microsoftはまた、キヤノンの「EOS-1D」でRAWファイルにメタデータを追加すると画像が消失するという問題を修正するものなど、ほかにも複数のアップデートを公開した。さらに、一般的にテレビで広く使用されるインターレースモードを、Vistaでビデオ利用時に使用すると一部で発生していた、ビデオの品質問題を解決するアップデートもある。
これらのアップデートは、WindowsファンサイトのActiveWin.comが27日に報じていた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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