アスース・ジャパンは3月9日、3月下旬より新ノートPC4製品を発売すると発表した。天板に「SideShow」と呼ばれる小型液晶ディスプレイを搭載したWindows Vista搭載ノートPC「W5Fe」(22万4800円)、ランボルギーニとのコラボレーションノートPC「VX2」(39万9800円)、天板に本革を使用した「S6Fm」(27万9800円)、マグネシウム合金を使用したスリムPC「U1F」(26万9800円)の4製品だ。
世界初のSideShow搭載ノートPCという「W5Fe」は、TFT LCD 2.8型QVGAのSideshowと12.1型のワイドTFT液晶を搭載。OSはWindows Vista Home Premium。CPUはIntel core 2 Duo T5500で、DVDスーパーマルチドライブ、130万画素のカメラ、無線LANほかBluetoothも標準装備される。
SideShowは、Windows Vistaのミニアプリケーション「SideShowガジェット」により、わざわざPCを起動しなくても、ノートPCを閉じたまま音楽を再生したり、Outlook 2007に入れてあるスケジュールやメールをチェックしたりできるというものだ。
マイクロソフトWindows本部 コンシューマWindows製品部の森洋孝氏はSideShowについて「PCの補助ディスプレイで、PCをより便利に使うことを目的としたもの。PCだけでなく、リモコンや携帯電話をはじめ、SideShowだけでも独立したデバイスとして利用できる柔軟なもの」と話す。
Sideshowは、Bluetoothで通信できるため、ノートPCのサブディスプレイとしての機能だけでなく、単体デバイスとしてもさまざまな可能性を持つ。CES 2007ではメールチェックも可能なデジタルフォトスタンドといったSideShow対応製品が登場している。
「VX2」は、15.4型ワイドTFT液晶を搭載。ランボルギーニとのコラボレーションモデルらしく、イエローとブラックの2色。天板のエンブレムがひときわ目立つ。カーボンファイバーボディに革張りパームレストといった高級外観だけでなく、冷却ファンに自動車のホイール風デザインを採用したほか、CPUもCore 2 DuoプロセッサーT7400、最上位OSのWindows Vista Ultimate搭載など、中身も相応のもの。
「S6Fm」は、11.1型ワイドTFT液晶を搭載。CPUはIntel Core2 Duo L7200を搭載し、OSはOSはWindows Vista Home Premium。DVDスーパーマルチドライブを搭載し、バッテリー2本(3セル、6セル)ほかインナーバッグも付属する。なお、S6Fmの前モデルである「S6F」は2006年度グッドデザイン賞を受賞している。
「U1F」は、11.1型ワイドTFT液晶を搭載。CPUはIntel Core2 Duo U2400を搭載し、OSはOSはWindows Vista Home Premium。約30万画素のカメラを内蔵し、外付けのDVDスーパーマルチドライブを同梱する。
なお、ASUSの最新ノート4製品を発売前に体験できるイベントを六本木のノアビル内にある「ROPPONGI FLOWER」にて開催する。3月9日22時〜10日朝5時まで。受付にて「ASUS(アスース)」と言うとクラブに無料で入場できる。
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