ソニー、PS3用3D仮想世界「Home」を発表 - (page 3)

文:Daniel Terdiman(CNET News.com) 翻訳校正:編集部2007年03月08日 10時30分

 ソニーがHomeを主力ドル箱サービスとして想定していないことは明らかだが、そこには財源と成り得る要素もいくつかある。

 Harrison氏によると、同仮想世界内での商品販売、広告(Homeでは品質の高いリアルな広告が可能)、スポンサー契約などの業者間(BtoB)サービスが財源として考えられるという。

 一方、Second Lifeを運営するLinden Labはソニーのニュースに喜ぶ様子を見せた。

 Linden LabのマーケティングディレクターCatherine Smith氏は、「これでわれわれのスペースが完全に認知されると思う。ライバル参入は非常にうれしい」と語った。2年ほど前は、ユーザーに環境作りを任せるのはむちゃな話だと思われたが、「これで、われわれの正しさが証明されると思う」と語っている。

 ソニーは事前説明会で、まもなく登場するMedia MoleculeのPS3用ゲーム「LittleBigPlanet」も発表した。このゲームでは、プレーヤーがゲームのレベルを幅広くコントロールしてプレーできる。

 LittleBigPlanetには、Electronic Artsからの登場が待たれる「Spore」の要素が多く含まれている。基本的に、Sporeではプレーヤーが自分のプレーする宇宙を作り出し、その進化を観察する。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]