ソニーがHomeを主力ドル箱サービスとして想定していないことは明らかだが、そこには財源と成り得る要素もいくつかある。
Harrison氏によると、同仮想世界内での商品販売、広告(Homeでは品質の高いリアルな広告が可能)、スポンサー契約などの業者間(BtoB)サービスが財源として考えられるという。
一方、Second Lifeを運営するLinden Labはソニーのニュースに喜ぶ様子を見せた。
Linden LabのマーケティングディレクターCatherine Smith氏は、「これでわれわれのスペースが完全に認知されると思う。ライバル参入は非常にうれしい」と語った。2年ほど前は、ユーザーに環境作りを任せるのはむちゃな話だと思われたが、「これで、われわれの正しさが証明されると思う」と語っている。
ソニーは事前説明会で、まもなく登場するMedia MoleculeのPS3用ゲーム「LittleBigPlanet」も発表した。このゲームでは、プレーヤーがゲームのレベルを幅広くコントロールしてプレーできる。
LittleBigPlanetには、Electronic Artsからの登場が待たれる「Spore」の要素が多く含まれている。基本的に、Sporeではプレーヤーが自分のプレーする宇宙を作り出し、その進化を観察する。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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