Electronic Arts(EA)が3年間営業してきた日本スタジオをまもなく閉鎖する予定だ。ゲームタイトル「テーマパーク DS」の発売を控える日本スタジオでは現在もニンテンドーDS用のゲーム2タイトルを開発中だ。
米EAの広報担当は、日本スタジオがまもなく閉鎖されるという1Upの報道が事実であるかというGameSpotの問い合わせに対し、事実であることを認めた。理由は日本の開発体制を強化するためだという。「EA Partnersモデルに移行し、日本の外部の開発者と作業することに力を入れていく」と同広報担当は述べた。
同スタジオは3年前に活動を開始した。テーマパーク DSは日本で3月15日に発売される予定だ。
先のEAの広報担当によると、テーマパーク DSは予定通りにリリースされると述べ、「日本スタジオが手がけているDS向けの3つのゲームタイトル(※)--テーマパーク DS、シムシティ DS、ドラゴン桜 DS--の開発は継続するため、これらのタイトルがなくなることはない。これらのタイトルはわれわれのリリース計画の中核的な存在だ」と付け加えた。
日本のゲーマーにとって、テーマパーク DSやシムシティ DSは、他国のフランチャイズで人気を博したゲームをローカライズしたものであるのに対し、ドラゴン桜は、日本で放送された同名のテレビドラマや漫画を元にしたゲームで、日本にフォーカスしている。
追記
※日本スタジオで制作が行われているタイトルは「テーマパークDS」のみで、「シムシティDS」と「ドラゴン桜DS」は、日本スタジオを含めた、EA Partnersでの開発となります。(2007年2月9日20:00)
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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