ソフトバンクモバイルは1月25日、第3世代(3G)携帯電話の2007年春商戦向けラインアップとして14機種を、2月上旬以降に順次発売すると発表した。
今回発表された春商戦向けラインアップは、携帯電話業界で初となる20色のカラーバリエーションを採用したモデル、ワンセグ対応ながら薄さ約17.9mmを実現したHSDPA対応モデル、3G携帯電話で世界最薄となる約8.4mmの薄さを実現したモデルなど、「ファッション」をキーワードとしたバリエーション豊かな計14機種だ。
東芝性の「911T」は、ワンセグ対応ながら薄さ約17.9mmのボディを実現したスライドタイプの薄型モデル。480×800ドット表示の3インチワイド液晶を搭載しており、ワンセグを大画面で視聴できるのはもちろん、内蔵の「PCサイトブラウザ」によりPC用サイトを見やすく表示することが可能だ。そのほか、楽曲データをたっぷりと保存できる1Gバイトの大容量メモリや、高速データ通信サービス「3Gハイスピード」への対応なども特徴。カラーはブラック、シルバー、ホワイト、レッドの4種類。発売時期は3月中旬以降になる予定だ。
「812SH」は、世界的な色彩規格の有力企業の米PANTONEとのコラボレーションにより、携帯電話業界で世界初となる1機種で20色のカラーバリエーションを実現したシャープ製端末だ。自分好みの本体カラーを選べるのはもちろん、手になじむラウンドフォルムのコンパクトボディ、指の傾きや膨らみを考慮してキーに膨らみをつけた押しやすい「アークリッジキー」の採用、新着メールをサブディスプレイに3行で表示する「メール即読機能」など、ファッション性だけでなく使いやすさも重視されている。
そのほか、PCサイトブラウザやドキュメントビューア、おサイフケータイとして使える「S! FeliCa」、顔認証や各種ロックを含むセキュリティ機能なども搭載する。カラーはホワイト、ベージュ、イエロー、ピンク、ビビッドピンク、レッド、パープル、オレンジ、グリーン、ミントグリーン、ライトブルー、ブルー、ネイビー、ブラウン、グレー、ブラック、ゴールド、シルバー、メタルブルー、パールピンクの20種類。発売時期は2月上旬以降を予定している。
NEC製の「706N」は、手になじむラウンドフォルムと高品位なミラー仕上げのボディが美しいスタイリッシュモデル。デザイン性と押しやすさを両立したフラットキー、光り輝くキーイルミネーションなど、女性にも最適な仕様となっている。
また、待ち受け画面に現在地の天気予報をアイコン表示する「3Gお天気アイコン」、受信したメールを3Dアニメで表示する「デルモジ表示」への対応、気分や好みに合わせて壁紙やメニューアイコンを変更できるのも特徴といえる。カラーはシルバー、ブラック、サクラ、ラズベリーの4種類。発売時期は3月上旬以降になる予定だ。
「708SC」は、ストレートタイプの3G携帯電話で世界最薄となる約8.4mmのボディを実現したサムスン電子製の端末。持ち運びに便利な約73gの軽量設計、静止画や動画、メールなどを見やすく表示するランドスケープ型液晶の採用、パノラマ撮影が可能な200万画素カメラなど機能面も充実している。そのほか、各種ドキュメントが読めるドキュメントビューアや、英語、中国語、韓国語の3カ国語に対応した翻訳機能など、ビジネスにも役立つ機能を搭載している。カラーはブラウン、シルバー、ブルーグリーン、ロイヤルブルーの4種類。発売時期は3月上旬以降を予定している。
ノキア製の「X01NK/Nokia E61」は、ストレートタイプの本体にQWERTYキーボードや2.8インチ液晶を搭載した法人専用モデル。無線LANに対応しており、オフィスでは企業内無線LANによるVoIP電話として、外出時にはソフトバンク3G携帯電話として利用可能だ。
基本ソフトは「Symbian OS・S60 3rd Edition」で、ビジネス用途に最適なドキュメンビューアやエディタ機能、フルブラウザも搭載している。また、セキュリティ対策としてSMSによる電話機のリモートロック機能も備えている。カラーはシルバーのみで、発売時期は3月下旬以降になる予定だ。
そのほか、本体表面に福岡ソフトバンクホークスオフィシャルロゴを配置したオフィシャルモデル「ホークスケータイ」(シャープ製、2月上旬以降発売予定)、機密保持が要求されるビジネスシーンにも役立つモバイルカメラ非搭載モデル「813SH」(シャープ製、3月中旬以降発売予定)、セキュリティ機能を強化した法人専用モデル「813SH for Biz」(シャープ製、3月上旬以降発売予定)、「防犯ブザー」と「防犯ランプ」を搭載した同社初の子ども向けGPS機能付きモデル「コドモバイル 812T」(東芝製、2月中旬以降発売予定)、クールなボディに320万画素カメラやGPS機能などを備えたハイスペックモデル「813T」(東芝製、3月中旬以降発売予定)、クリアデザインの表面パネルと「ワンプッシュオープン」方式を採用した「706P」(パナソニック モバイルコミュニケーションズ製、2月下旬以降発売予定)が用意されている。
また発売時期が未定だが、サムスン電子製端末として、アンテナ内蔵で薄さ約13.5mmを実現したワンセグ対応モデル「805SC」、3Gハイスピードに対応した薄さ約11.9mmのスリムモデル「707SCII」、スワロフスキー・クリスタルを全面にあしらった特別モデル「707SC スワロフスキー・クリスタル・バージョン」がラインアップされている。
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