2006年通年におけるハードウェアの売り上げも、2006年12月のトレンドと共通したものであった。コンソール型ゲーム機の売り上げは87.5%増加して29億ドルになり、携帯型ゲーム機は0.3%の微減で16億ドルの売り上げとなった。2006年のハードウェア全体の売り上げは合計46億ドルで、前年比42.8%増加した。
2006年12月に最も売れたゲームソフトはElectronic Artsの「Madden NFL 07」で、全プラットフォーム合計で190万本の売り上げを達成した。「Call of Duty 3」がこれに続き、110万本を販売した。月間ミリオンセラーを達成したのはこの2本だけである。これに、「Cars」「Need for Speed Carbon」「Gears of War」と続く。
2006年通年で最も多く販売されたゲームはPlayStation 2版の「Madden NFL 07」で、販売数は(「Hall of Fame Edition」を含めて)280万本だった。2位はDS用の「New Super Mario Bros.」で、2006年通年で200万本が販売された。これに「Gears of War」(Collector's Editionを含めて180万本)、「Kingdom Hearts II」(170万本)、そして「Guitar Hero 2」(ギター型コントローラが付属するバージョンと付属しないバージョンを合計して130万本)が続いた。
NPDのシニアマーケティングマネージャーDavid Riley氏はGameSpotの取材に対し、「新しいゲーム機が2機種も登場し、素晴らしい年になると予想していた。また、GameCube用の『Final Fantasy XII』『The Legend of Zelda: Twilight Princess』やPS2用の『Guitar Hero II』など、既存プラットフォーム用にもたくさんのすばらしいゲームが出た。加えて、DS用の『New Super Mario Bros.』など、人気の衰えないヒット作もいくつかあった」と語っている。
携帯型ゲーム機の販売数は横ばいだったが、Riley氏は心配していない。
同氏はこの数字について、「売り上げが横ばいであるのは事実だ。2006年はゲーム機市場にとって移行の年で、苦戦を余儀なくされたところもあった。だが、DSは1年を通じて非常に好調だった」と述べている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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