ライバルであるソニーや任天堂の次世代ビデオゲーム機に対抗して、Microsoftが「Xbox 360」の保証期間を90日から1年へと延長したことに対し、ブログ界からは賞賛の声が上がっている。
今回の措置を顧客へのクリスマスプレゼントだと解釈する声もある。特にXboxに対し有償の修理を受けた人は、遡及適用されるこの措置により修理代金の払い戻しを受けることができる。
しかし、顧客満足を優先させた同社を賞賛する一方で、今回の措置はユーザーからの抗議が殺到した後にとられたものであり、ゲーム機が発売された1年以上前に1年間の保証期間を提供するべきであったという意見もある。保証期間延長は業界の競争のおかげだとも記述されている。
「影で文句だけを言うお偉方になる気はないが、Microsoftよ、最初から正しい措置をとるべきであったと思う。ユーザーが最近悩まされていたXboxの問題にやっと対処してくれたことは賞賛するが、なぜ集団訴訟が起こったりユーザーによる抗議が過熱したりするまで待たなければならなかったのか?」――Engadget
「私はXbox 360を2005年12月から所有しているが、何の問題も起きていない(正確には「Halo 2」をシングルプレーヤーでプレーしている最中に2度フリーズしたことがあったが、360のゲームでは問題はなかった)。しかし今回のMicrosoftの措置は顧客を最優先させたものであるから拍手を送ろう。PS3(PlayStation 3)かWiiかXbox 360のどれを購入しようかと悩んでいる人にとっては、よい宣伝になったのではないか」――Ledgeio
「90日から1年間だと? ばかにしちゃいけない。ヨーロッパでは(家電から自動車まで)すべての商品が最低でも2年間の保証付きだ。1年しか保証のない商品など誰も買わない。90日など問題外だ」――Aemarques(CNET News.comのTalkbackより)
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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