マクロミルはこのほど、12月上旬までに任天堂、ソニー・コンピュータエンタテインメント、マイクロソフトの大手3社から新ゲーム機が発売されたことを受け、「次世代ゲーム機に関する調査」を実施し、結果を公表した。
家庭用ゲーム機所有者に、新ゲーム機の購入について尋ねたところ、任天堂の「Wii」は、「既に購入した(予約済みも含む)」5%、「購入したいと思う」32%で、購入意向が37%となり、新ゲーム機3種の中ではトップとなった。ソニー・コンピュータエンタテインメントの「PLAYSTATION3」(PS3)は「すでに購入した(予約済みも含む)」2%、「購入したいと思う」22%となっており、合計で購入意向は24%、マイクロソフトの「Xbox360」では、購入意向が5%という結果となった。
性・年代別に購入意向を比較すると、PS3は男性で33%、女性では15%に留まっているのに対して、Wiiの購入意向は男性で40%、女性でも35%となっており、女性も男性に匹敵する購入意向があることが分かった。さらに、女性では年代が上がるほど購入意向が高くなっている点も特徴となっている。
各ゲーム機への期待について尋ねたところ、Wiiの購入意向者では、「今までにないゲームが楽しめそう」が83%、「数多くのゲームが楽しめそう」が65%と、高い期待を示している。
また、Wiiに期待することを自由回答形式で尋ねると「今までの家庭用ゲーム機にない操作感で、大人も子供も一緒に楽しめるソフトの発売」(34歳・男性)、「家庭用ゲーム機でありながら、運動もできる」(34歳・女性)など、親子年代で楽しむことへの期待や、室内での運動に活用したいという女性の意見などが挙がった。
PS3の購入意向者では、「迫力ある高画質のゲームが楽しめそう」が約8割、Xbox360の購入意向者においても「迫力ある高画質のゲームが楽しめそう」が約6割と最多だった。
一方、購入意向のない人に、その理由を尋ねると、PS3では「価格が高いから」を挙げる人が7割近く(66%)を占め、Xbox360においては「やりたいソフトがないから」が50%で最多だった。
調査はインターネットリサーチで、12月5日〜6日に実施された。調査対象は家庭用ゲーム機を所有かつ現在使用している全国20〜49才の男女で、有効回答数は518名。また、参考として、家庭用ゲーム機を非所有で、1年以内に家庭用ゲーム機を購入予定の男女103名にも同調査を行い、比較した。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」