Wall Street Journalが掲載した記事によると、任天堂の新しいビデオゲーム機「Wii」が米国で発売されてまだ1週間だが、モーションセンサを搭載した独自のコントローラにより腰痛や肩こりを訴えるプレーヤーがすでにいるという。記事ではまた、Wiiでゲームをプレイすることと、運動することを比較するゲーマーの意見が引用されている。
これらの症状が一時的なもので深刻ではないならば、ビデオゲームと運動の融合はすばらしい発展だとブロガーらは述べる。運動不足が問題となっている子ども(大人も同様だが)にとっては特にそうである。
一方でWiiによる人体への影響に対し、訴訟が起こるのではないかと予測する者もいる。
以下がブログコミュニティの反応である。
「肥満児の割合が世界的に急激に増加している今、任天堂がゲームと運動を融合させたことに対し、人々は文句を言うどころか賞賛するだろうと思うかもしれない。まあともかく。ビッグマックでも食べながら、将来のゲーム機の発売を待とう。そのゲーム機では『マインドコントロール』機能が搭載されていて、指一本動かさずにゲームができるようになっているかもしれない」 --Agency Insider
「現在(慈善団体である)Child's Playのおかげで、多くの病院が恵まれない子どもたちのためにゲームを用意している。Wiiはリハビリにも効くのだろうか?そうだとしたらすばらしいのだが。ソファーからこの大きなおしりを持ち上げさせてくれるというだけで、私はWiiに大満足だ。初めての『Wiiによる60ポンド(約27.2kg)減量成功』に向けてカウントダウン開始!」 --YouNEWB.com
「1時間ごとに(?)体重が増加するように思える米国人にとって、運動させてくれるものならどんなものでもありがたい、というのが私の第一印象だった。しかし、プレーヤーが経験した症状を挙げたWarren氏の記事を見て、こう思った。『誰か優秀な原告側弁護士がプレーヤーを代表して訴訟を起こし、集団訴訟の状態に持ち込むまでにどのくらい時間がかかるだろうか?』」 --The Technology Free Press
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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