NTTドコモは9月15日、次期モデルとなるFOMA903iシリーズの発売にあわせ、大容量のiアプリゲーム「メガゲーム」を提供するため、ゲームメーカーと開発を進めていると発表した。
メガゲームは、iアプリのプログラム領域のサイズを最大1Mバイトに拡張し、メガiアプリ上での動作を可能としたリッチゲームコンテンツ。従来の3Dグラフィックや3Dサウンドに加え、高解像度のグラフィック、高音質のBGMや音声、高画質のムービーなどを取り入れたゲーム構成が可能になるとしている。
これまでのiアプリは、プログラム領域を最大100Kバイト、データ保存領域を最大400Kバイトとし、2つの領域に各々サイズ制限を設けていた。メガiアプリでは2つの領域サイズを可変にし、プログラム領域は従来の10倍となる、最大1Mバイトまで利用可能となった。データ保存領域も本体メモリだけではなく、外部メモリに拡大して、数Mバイトから数十Mバイトといった大容量のメガiアプリ利用も可能になる。
これまで、長編のロールプレイングゲームなど大容量のiアプリゲームは、複数のiアプリによって構成されていたが、メガゲームでは1つのメガiアプリでの構成が可能となり、1回のダウンロードでゲームを利用できるという。
FOMA903iシリーズの発売に合わせて提供を予定しているゲームタイトルは、「鉄拳2」「機動戦士ガンダムSEED〜鳴動の宇宙〜」「ストリートファイターZERO」「バイオハザード エピソード」「DIRGE of CERBERUS LOST EPISODE -FINAL FANTASY VII-」「モバイル・パワフルプロ野球MEGA」など。ドコモでは、16タイトルを含む合計53タイトルを順次提供していくとしている。
なお、9月22日から24日にかけて、幕張メッセにて開催されるTOKYO GAME SHOW 2006のドコモブースで、実際にゲームを体験できる試遊展示を実施する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス
「1→10」の事業化を支援する
イノベーション共創拠点の取り組みとは