マクロミルは7月27日、全国の20代から50代のHDDレコーダー所有者(テレビパソコンやワンセグ携帯電話、ゲーム機は除く)を対象に実施した「HDDレコーダー視聴スタイル調査」の結果を発表した。調査は7月19日から20日まで、インターネットリサーチで行われ、有効回答数は416件だった。
調査によれば、HDDレコーダーの購入後、録画視聴も含んだテレビ視聴時間が「増えた」と回答した人は18%、「やや増えた」は37%で、視聴時間が増加したと答えた人は合計55%となった。一方、「変わらない」と回答した人は40%だった。
HDDレコーダーの購入により、TV視聴のスタイルが変化したかという質問については、46%が「変化した」と回答した。変化したという回答は、男女別、年代別では、男性は30代、女性は40代が最も多かった。また、視聴スタイルの変化については、63%の人が「とりあえず録画しておく番組が増えた」と回答している。さらに、自由回答形式で変化の内容について尋ねたところ、大容量HDDにより長時間録画できる気軽さと、EPG(電子番組表)機能などを活用して「とりあえず」多くの番組を録画できることから、「録画して溜めた録画を選別して視聴する」「今まで見なかった番組を見るようになった」「週末にまとめて見る」といった回答が集まった。
HDDレコーダーで「とりあえず録画」することが増えた番組ジャンルは「ドラマ」が最も高く36%、次いで「映画」34%、「バラエティ番組」22%だった。また、録画して長期保存したい番組は、「映画」が51%で最も高く、次いで「ドラマ」21%、「ドキュメンタリー」13%だった。一方、録画ではなくリアルタイムで視聴したい番組は「ニュース・報道番組」が他のジャンルを大きく引き離して83%と最も高く、次いで「スポーツ」37%、「芸能・ワイドショー」23%だった。
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