通信社のAFXによれば、台湾のCommercial Times紙が、PLAYSTATION 3(PS3)の製造が開始されたと報じたという。同報道によると、ソニーは2006年7月末までにPS3の最初の納入として20万台を受け取るという。
AFXは、Commercial Times紙の報道を確認するために、PS3を製造しているとされる台湾のASUSTeKに連絡したが、コメントを得ることはできなかった。同社は過去に、顧客企業との秘密保持契約が絡むことについてはコメントしないというポリシーを表明している。
Commercial Times紙の報道によれば、ソニーがASUSTeKから受け取るPS3の台数は、月間20万台から、10月には200万台へと増加し、「最初の出荷契約」分は合計400万台になるという。また、Hon Hai Precision Industry Co. Ltd.も間もなく、ソニーのためにPS3の製造を開始するという。
このニュースは、PS3にXbox 360のような商品不足が発生すると心配しているゲーマーたちを安心させることになるかもしれない。CNN/MoneyのChris Morris氏による2006年7月5日の記事によれば、Xbox 360の製造が開始されたのは発売69日前のことだったという。しかしPS3に関していえば本記事執筆時点(米国時間7月19日)では、日本での発売(11月11日)までに114日、北米、ヨーロッパ、オーストラリアでの発売(11月17日)までに120日もある。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス