NTTドコモとカナダのResearch In Motion(RIM)は6月8日、RIM製のモバイル情報端末であるBlackBerry端末をドコモが導入することについて基本合意に達したと発表した。
BlackBerry端末の導入について、ドコモでは「法人ユーザーの要望に応えたもの」としており、2006年秋の導入に向けて検討を進める。
BlackBerry端末は、W-CDMA方式とGSM/GPRS方式のデュアル端末であり、国内外問わず利用できることや、音声通話、パケット通信に対応しており、海外での通話やデータ通信の利用が可能であること、QWERTY配列のキーボードを搭載し、パソコンなどと同様の操作で利用できることが特徴となっている。
また、RIMが提供する「BlackBerry Enterprise Server」をはじめ、「Microsoft Exchange」「IBM Lotus Domino」「Novell GroupWise」といったサーバやグループウェアと連携が可能で、ユーザーはセキュアな環境でのメールや業務支援といったシステムソリューションを利用できるようになる。
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