アエリアは5月29日、同社のデータセンターにおいて、同社の連結子会社であるゲームポットから委託されたサーバーのハードディスク30台が紛失していることが判明したと発表した。同社では盗難の可能性があるとみて、警察への届出を行い、内部調査を継続するとしている。また、紛失した30台のうち5台のハードディスクにはユーザーの個人情報が残っている可能性があるとしている。
5台のハードディスクに残っている可能性があるユーザーの個人情報は、ゲームポットのオンラインゲームのユーザー登録データで、「君主」のユーザーID、パスワード、性別、年齢3万7692名分およびメールアドレス1万4342名分、「スカッとゴルフ パンヤ」のユーザーID、ニックネーム、名前、住所、電話、メールアドレス1878名分、「プチコミ」のメールアドレス1万295名分(君主とプチコミについては、現時点で紛失した日時が不明なため、理論上の最大値)。
なお、クレジットカード番号等の決済情報に関しては、決済業務を他社へ委託しているため、情報が流出した事実はないとしている。
紛失したハードディスクが第三者の手に渡り、ユーザー情報が復元された場合、そのユーザーIDとパスワードを利用して、ゲームポットのサービス内で不正行為をする可能性があるため、ゲームポットは5月29日午前10時45分にサービスを緊急停止し、該当ユーザーのパスワードを変更する措置を取った。サービスは、緊急措置が終了し次第復旧する予定としている。
事態の詳細および今後の対応に関しては、方針が確定し次第公表するとしている。なお、現時点では個人情報の流出および不正使用等の事実は確認していないという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力